カードゲーム「ドミニオン」のルールについて

あるプレイヤーに対し、同じタイミングで発生する処理が複数同時に起こるとき、それらの順序はそのプレイヤーが好きに決めてよい。
例:改築をプレイし、手札のネズミを廃棄したとき、手札に青空市場があれば、次のどちらで処理を行ってもよい。
  • 先にネズミの廃棄時効果である+1カードを得て、その後青空市場をリアクションして金貨を獲得する。
  • 先に青空市場をリアクションして金貨を獲得し、その後ネズミの廃棄時効果である+1カードを得る。

いずれにせよ、改築の効果である「コスト6までのカードを獲得する」はこれらが終わるまで待たされる。
あるプレイヤーに対し、あるタイミングで発生する処理を行ったことにより、同じタイミングで行うべきもうひとつの処理が増えるとき、それも処理してよい。
上の例で、
  • 先にネズミから処理し、その効果で別の青空市場を引いたとき、あわせて2枚の青空市場をリアクションしてもよい。
  • 先に青空市場を捨てて金貨を獲得し、その後のネズミの廃棄時効果により+1カードを得ることで捨て札をリシャッフルした結果、いま捨てた青空市場を引いたとき、それをもう一度リアクションしてもよい。
あるプレイヤーに対し、同じタイミングで発生する処理が複数同時に起こるとき、まずそのうちひとつの処理を行った後、次にどれを処理するか決めてよい。
例:下水道を購入済みで、改築をプレイし、手札のネズミを廃棄したとき、手札に青空市場があるとき、この時点で次の3つの「廃棄時効果」を持つ。
  • 下水道による手札1枚の廃棄
  • ネズミ廃棄による+1カード
  • 青空市場のリアクションによる金貨獲得
この3つのうち1つを行った後、残る2つのうちどちらを先に行うか決めてよい。
玉座の間+持続カードとプレイした次のターンの開始時に、この持続カードによる2度の処理と、これとは別の「ターン開始時効果」があるとき、これらの順序は好きに決めてよい。持続カード2度の処理の間に別の処理を挟んでもよい。
例:大聖堂を購入済みで、玉座の間+隊商とプレイした次のターンの開始時、残り山札が封土1枚であるとき、次のような順序で処理してよい。
隊商の効果で封土を引く → 大聖堂の効果でその封土を廃棄して銀貨3枚を獲得する → 残る隊商の効果で捨て札をシャッフルして山札を作り、そこから1枚引く。その1枚がいま獲得した銀貨であってもよい。
ターンの開始時に、幽霊や首謀者によるアクションカードの複数回プレイがあるとき、この複数回のプレイは「ひとつの処理」であるため、これとは別の「ターン開始時効果」があるとき、複数回プレイの間に挟むことはできない。
例:大聖堂を購入済みで、幽霊によってターン開始時に書庫を2回プレイするとき、書庫の1回目と2回目のプレイの間に大聖堂で手札を1枚廃棄することはできない。

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