ドミニオン ルールWiki - 複数のプレイヤーに対する処理
複数のプレイヤーに対する処理が同時に起こるとき、手番のプレイヤーから右回りに処理される。

例:4人戦でABCDがこの順で右回りに座っている場合
  • 手番プレイヤーAが不正利得を獲得したとき、他のプレイヤーが呪いを獲得する順番は、手番プレイヤーの左隣からBCDの順。
  • 手番プレイヤーAが大使で不正利得を配ったとき、手番プレイヤーの左隣からBCDの順に不正利得を獲得し、その一度の獲得ごとにそれ以外のプレイヤーは呪いを手番プレイヤーAから右回りの順に獲得する。つまりBが不正利得獲得→ACDがこの順で呪い獲得→Cが不正利得獲得→ABDがこの順で呪い獲得→Dが不正利得獲得→ABCがこの順で呪い獲得、の順に処理される。(https://boardgamegeek.com/article/7673565#7673565
  • 手番プレイヤーAの場に浮浪児があり、アタックカードをプレイし、他のプレイヤーの手札に堀があるとき、先にAが浮浪児の処理を行い、その後Bから順に堀を公開するか決定する。

複数のプレイヤーに対し、複数の処理を行うとき、それらは一人の処理がすべて終わってから次のプレイヤーの処理に移る。

例:4人戦でABCDがこの順で右回りに座っている場合
手番プレイヤーAが密偵をプレイしたとき、まずAが+1カードと+1アクションを得た後、以下の順序で処理を行う。
  • Aが山札の一番上のカードを公開し、そのカードを捨て札にするかそのまま戻すかをAが選ぶ。
  • Bが山札の一番上のカードを公開し、そのカードを捨て札にするかそのまま戻すかをAが選ぶ。
  • Cが山札の一番上のカードを公開し、そのカードを捨て札にするかそのまま戻すかをAが選ぶ。
  • Dが山札の一番上のカードを公開し、そのカードを捨て札にするかそのまま戻すかをAが選ぶ。
それぞれの選択が終わるまで、次のプレイヤーは山札を公開しない。

例:4人戦でABCDがこの順で右回りに座っている場合
手番プレイヤーAが破壊工作員をプレイしたとき、以下の順序で処理を行う。
  • Bが山札からコスト3コイン以上のカードが出るまで公開し、そのカードを廃棄し、そのカードよりもコストが2コイン以上少ないカードを獲得するか選択し、公開した残りのカードを捨てる。
  • Cが山札からコスト3コイン以上のカードが出るまで公開し、そのカードを廃棄し、そのカードよりもコストが2コイン以上少ないカードを獲得するか選択し、公開した残りのカードを捨てる。
  • Dが山札からコスト3コイン以上のカードが出るまで公開し、そのカードを廃棄し、そのカードよりもコストが2コイン以上少ないカードを獲得するか選択し、公開した残りのカードを捨てる。
それぞれの選択が終わるまで、次のプレイヤーは山札を公開しない。