現在カードのコストは、コイン、ポーション、負債の3種が存在する。それぞれ数値がゼロであれば表記そのものが略されている(と考える)。
例:
- 工房のコストは「3コイン、0ポーション、0負債」
- 変成のコストは「0コイン、1ポーション、0負債」
- 大金のコストは「8コイン、0ポーション、8負債」
カードのコストについて比較するとき、以下の原則に従う。
- コインの右に記された「*」「+」の記号は無視される。
- あるカードのコストが比較対象のコストと比べ、3種それぞれで同値または上回る、あるいは3種の一部が同値で残りが上回るとき、対象のコスト「以上」とする。「以下」についても同様。
- あるカードのコストが比較対象のコスト以上で、かつコストが一致しないとき、対象のコストより「高い」とする。「低い」「少ない」についても同様。
- ある2枚のカードのコストに対し、一方がもう一方よりも高くも低くもないとき、その2枚の間にコストの大小関係はない。
例:
- 値切り屋が場にあるとき大金を購入したら、王子を獲得することも、あるいは大君主を獲得することもできる。
- 騎士で他のプレイヤーの山札から技術者が公開されても廃棄されない。
- 工房は変成よりもコストが高くなく、また変容は工房よりもコストが高くない。
値下げ効果によって、コインのコストは0コイン未満にならない。
例:
- 橋をプレイしたとき、薬師のコストは「1コイン、1ポーション、0負債」になるが、負債のコストは「0コイン、1ポーション、0負債」のまま変わらない。
- 橋をプレイしたとき、大金のコストは「7コイン、0ポーション、8負債」になるが、大君主のコストは「0コイン、0ポーション、8負債」のまま変わらない。