例えば金貸しをプレイしたとき、手札に銅貨があれば廃棄しなくてはならず、銅貨がなければ何も起きない。
しかし手札に銅貨がないことを証明する方法がなく、手札を公開する義務もない。
こうした手札からある特定の種類のカードを選択することが義務であるが「手札の公開義務がないカード」は以下の通り。
- 玉座の間(1st Edition)プレイ時の、手札にあるアクションカード。
- 金貸し(1st Edition)プレイ時の、手札にある銅貨。
- 鉱山(1st Edition)プレイ時の、手札にある財宝カード。
- 宝の地図プレイ時の、手札にあるもう1枚の宝の地図。
- 墓暴きプレイ時の、「あなたの手札のアクションカード1枚を廃棄」を選択した場合の、手札にあるアクションカード。
- 小さい城プレイ時の、「あなたの手札の城1枚を廃棄」を選択した場合の、手札にある城。
- 出納官プレイ時の、「あなたの手札から財宝カード1枚を廃棄する」を選択した場合の、手札にある財宝カード。
- 王子(2019ルール以前)プレイ時の、王子を脇に置いたときの、手札にあるコスト4以下のアクションカード。
特に玉座の間は、玉座の間→玉座の間→鍛冶屋とプレイした後やゴーレムで公開されたときなど、プレイが強制になる場面があるため問題である。
信頼できるジャッジなどがいる場では手札にその対象となるカードがないことを確認してもらうのがよいだろう。
※2nd Editionの玉座の間・金貸し・鉱山には「may〜」が追加されたため、義務から任意に変わり、この問題は解消された。
※2019ルール以降の王子では、脇に置く処理に「may〜」が追加されたため、義務から任意に変わり、この問題は解消された。